英国最強のパワースポット。
ストーンヘンジに行ってみよう。

英国最強のパワースポット。<Br>ストーンヘンジに行ってみよう。

科学技術の時代だからこそ反対に、人々はスピリチュアルなものを求める傾向を強めます。このコラムでは英国の代表的なパワースポットを取り上げてみたいと思います。

世界にも、日本にも色々なパワースポットがあります。世界で言えば、七不思議のひとつと言われるギザのピラミッドが有名です。一番大きなものはクフ王の墓と言われていますが、古代のパワーを集結したパワースポットとも言われています。

建造されたのは、紀元前2500年頃です。どうやって作ったのかも七不思議ですが、人々を総動員することによって造られたのでしょう。その頃の王には強大な権力があったことが推測されます。

それでは、英国の一番のパワースポットと言えばどこでしょうか。

間違いなく、ロンドンから西へ120キロ、ソールズベリーにある「STONEHENGE」ストーンヘンジでしょう。
 
ストーンヘンジとは、石の蝶番、いわばヒンジの意味です。柱の石と重ねた横石がヒンジ状になっていることから、こう呼ばれています。

このストーンヘンジ、作られたのは紀元前2400年から紀元前3000年の間と言われています。(もっと以前との説もあります。)
石を環状に配置した古代遺跡です。砂岩(サーセンストーン)と玄武岩(ブルーストーン)が円周状に配置された遺跡です。

夏の日の出(夏至)と冬の日の入りを一直線に見通す配置になって立てられています。環状に作られた列石です。しかし高さ4~6メートルトルもある巨石。重さは25~30トンもあります。古代人がこの石をどうやって運んできたか、どのように持ちあげたのかすごい技術を感じます。

上に重ねてある石と、立ててある石には出っ張りと凹みが掘られ、がっちりと繋がっています。この重い石を長い距離を運び、どうやって立てかけたり、載せたりしたのか、謎が多いのです。ピラミッドのように、強大な力を持ち、人々を支配していた王なら成し遂げられても、ここストーンヘンジはそういう歴史ではないようです。

こうしたことからストーンヘンジのパワースポット化はますます強まります。
英国には大英博物館があります。世界の考古学研究の宝庫と言えます。

しかし、今でもソールズベリーのストーンヘンジに多くの人々が訪れるのは、そこに悠久の力を感じるからでしょう。

季節によって、時間によってストーンヘンジは異なる表情を見せ、私達の魂に力を与えてくれます。英国のパワースポットの最高のおすすめポイントといえるでしょう。