トラッドファッションはマスターピース(傑作)の宝庫です
およそ18年前の百貨店のショーウインド。いまでも新鮮です。
いま、世界は大変革の時代を迎えています。モノの作り方、モノの使い方、そして事のあり方。すべてに見直しが始まっています。そこではモノの社会性、生きざま、環境との調和。ロングライフ・プロダクツの再評価まで問われています。
生活コストの視点は重要です、しかしもっと大事な事は、創ったものが長く愛され、生活のなかにしっかりと根づくことだと思っています。時代は使い捨ての正反対を目指しています。
ライフスタイルファッションとしてビンテージでもトラッドは永久不滅です。
こうした中に、トラッドファッションがあります。例えば冬のダッフルコート。フィッシャーマンセーター、ブレザージャケット。若々しいラガーシャツ。
どれも、昔に生まれたアイテムですが、いつまでも新鮮です。伝統は楽しい。伝統や定番は、進化の結果として存在するものだと思っています。
トラッドはメンズもレディースも同じアイテムがあります。しかも伝統のタータンなどは柄・素材として男女で楽しめます。
トラッドファッションは、ライフスタイルの中から生まれました。どれもこれも時の経過のなかに磨かれて存在しています。そしてマスターピース(傑作)となっています。
トラッドは子供も大人も同じ気分です。
マータイさんが唱えた「もったいない」の精神も、また若いグレタさんが訴えている「温暖化を止めよう」の精神も、トラディショナルとリンクすると思っています。
いまだに新鮮。トラッドは年を重ねてさらに旬です
ロングサイクル、ロングライフ・プロダクツ。いつまでも新鮮さを失わない。それがトラディショナルスタイルであり、時代が求めるサスティナブルな精神だと思っています。
まだまだプレッピーな感じです。これも18年前の百貨店ウインドー。
ここに、紹介する画像はおよそ18年前の画像です。トラディショナルは古くなりません。いまでも新鮮な表情を見せています。いわばマスターピースだからです。
古い時代のツイードジャケットと襟付きオッドベスト。今でも格好いいです。
私達は「服」が似合う人、「森林(もり)」が似合う人。この標語の元にサスティナブル
な精神を大切にしていきます。そして、いつまでも新鮮なトラディショナルファッション➡マスターピースを開発していこうと心しています。サスティナブルをコンパスに、これからも着実な歩みを進めてまいります